通知表は「学校が幼児、児童、生徒など教科の成績や学校内における生活の記録などをまとめて通知する書類のこと」。
主に保護者に向けて通知するものとなっていますが、子供にとっても関心があるものでしょう。
閻魔帳は「警察官の手帳のこと、生徒などの成績などを記すための教師の手帳のこと」。
後者は通知表にやや意味が似ているものの、手帳という部分がやや違います。
「通知表」の意味
通知表とは、学校が幼児、児童、生徒など教科の成績や学校内における生活の記録などをまとめて通知する書類のことです。
こういったものは誰もが知っているでしょう。
子供のときに実際に受け取った記憶があるでしょうから。
ただ、大人になるとあまり馴染みは感じづらいかもしれません。
自分の子供の通知表を保護者として受け取らない限りは、大人には無縁のものと言えそうです。
「閻魔評」の意味
閻魔帳とは、警察官の手帳のこと、生徒などの成績などを記すための教師の手帳のことです。
基本的には後者の意味で使う言葉であり、こちらに関して特に覚えておく必要があります。
生徒らの成績などに関して記入しておく手帳という意味なので、通知表とは若干性格が異なっています。
あくまでも個人的に記録をしておくものという扱いで、そういった部分を知っておきましょう。
「通知表」と「閻魔帳」の用法や用例
「通知表をもらう時期になると非常に不安になるよ。
どういう成績になっているのかが気になるし。
特に親に見せないといけないところは非常に大きな問題に感じられる。」
「教師というのは普段から閻魔帳を持ち歩いているものだ。
ふとしたときにいろいろなことを記入できるように。
特に生徒の日々の様子については要チェックすべきだろう。」
通知表と閻魔帳は異なったもの
通知表と閻魔帳はともに教師が生徒についての記録として記すものです。
その点において、両者は共通していると言えるはずです。
しかし、通知表は成績などを記録して、保護者に見せるためという前提のものですが、閻魔帳は教師が個人的な記録として成績などを記しておくものなので、役割が明らかに異なっており、それぞれは違うものという扱いになるでしょう。