「神社」には神主さんがいて、「お寺」には僧侶・坊主さんがいます。

「お寺」のお坊さんは修行の為に頭を剃りますが、「神社」の神主さんは修行で頭を剃る必要はありません。

「神社」でお祈りをする際は鈴を鳴らしますが、「お寺」では鐘を鳴らします。

「お寺」には仏像が祀られていますが、「神社」には神様の分身を宿した鏡が祀られています。

「神社について」

「神社」はその名前の通り「神様のお社」のことです。

鳥居を潜り、手と口をすすいで身を清めた後に、神様がいる本殿へと参ります。

日本古来からある我が国独特の宗教で、宗教というよりかは生活に根ざした切っても切り離せないものとなっています。

だいたいは森が近くにあって、参拝のついでに自然を見て心を休めることができます。

「お寺について」

「お寺」は仏様を祀り、仏教という学問を学ぶところです。

遠い昔にインドで生まれたシッダールタという王子さまが出家して悟りを開き、新たに作り出した宗教です。

本来は宗教というよりも今で言う所の啓発、生活のノウハウに近く、今より病気や死が身近だった時代の悩める人々の心の支えになりうる存在として広がって行きました。

「神社とお寺の違いについて2」

「お寺」では仏様を拝みます。

「神社」では神様を崇めます。

「神社」は日本独自のものですが、「お寺」は外国から日本にやって来たものです。

「神社」では修行はしませんが、「お寺」では修行をします。

「神社」には狛犬がいますが、「お寺」には狛犬はいません。

「神社」の神様は「お寺」の仏様とは違って人を導くことはしませんが、そっと見守ってくれます。

「神社とお寺について」

一緒のようでいて、全く違う「神社とお寺」
似たような外観に、似たようなお祈りの形式と、こんがらがってしまうのもわけないと思います。

お守りも売ってる、おみくじもひける。

ところによったら絵馬もある。

むしろ違いがわからない。

そんな方も大勢いるかと思われます。

それもその筈、神社とお寺が一緒になってしまっているところが日本には沢山あるのです。

でも、些細な違いに目を向ければそこが「お寺」なのか「神社」なのかおのずとわかってきます。

似たようなもの、とひとくくりにしないでその違いを確かめに行ってみませんか?

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