四角四面は「考え方などに関して、極めて真面目である状況のこと」。

真面目という表現は使われていますが、考え方が真面目過ぎて堅苦しいという意味合いの言葉なので、ネガティブな使われ方をします。

四角八面は「すべての方面のこと、厳格で堅苦しいと言える状況のこと」。

堅苦しいという意味では、四角四面と同じような意味と評価できますが、すべての方面という意味もあるのです。

「四角四面」の意味

四角四面とは、考え方などに関して、極めて真面目である状況のことです。

ただ、基本的にはネガティブな意味合いで使われることが多い言葉であり、生真面目という言い方ができます。

堅苦しいと感じるほどに真面目な状況なので、周囲からすれば面倒とか、そういう感覚になりやすい状況でしょう。

そういう人に対して使用していく言葉になるのです。

「四角八面」の意味

四角八面とは、すべての方面のこと、厳格で堅苦しいと言える状況のことです。

四角四面に似ている意味は持っているものの、すべての方面という意味もあるので、全く同じではありません。

でも、四角八面に関しても、結局は真面目過ぎる、堅苦しいという意味で使用されることがほとんどであると評価できるので、そこは知っておくといいでしょう。

「四角四面」と「四角八面」の用法や用例

「真面目なのはいいと思うけど、真面目過ぎるのは考えものだな。

四角四面と言えるような状況では、どうも堅苦しいイメージが先行してしまい、雰囲気が悪くなるんだよな。」

「四角八面と言えるような人物が社内にいると、どうも厳格な雰囲気が漂って、常に緊張感があるような光景に見える。

もっとリラックスして仕事をしたいものだが。」

四角四面と四角八面はほぼ同じ意味

四角四面と四角八面に関しては、意味の違いはそれほどありません。

どちらも真面目過ぎる、堅苦しいといった意味で、真面目さにネガティブな部分を感じている状況と言えるのです。

でも、四角八面については、それとは別にすべての方向という意味があります。

ここは一応両者の違いになる部分ですから、頭に入れておくといいと思われます。

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