「スピード感」と「素早さ」の違い・意味と使い方・由来や例文

スピード感は「速く移動している時に感じる感覚のこと」。

「速度感」と言い換えると分かりやすい。

素早さは「スピード感を以って物事を行なうこと」。

「テキパキ」と言い換えると分かりやすい。

「スピード感」は政治家の発言で良く耳にする言葉です。

「素早く遅滞なく処理する」と言いたいときに使っています。

しかし、出来そうもないことに使うこともあり余り信用が出来ない発言です。

「素早さ」は「スピード感を以って」物事を行なうことです。

「スピード感」は速度を感じること

「スピード感」は速いと感じることです。

「速度感」とも言います。

物事の処理スピードについても使い、「スピード感を以って行なう」と使います。

また、簡潔な文章は「スピード感」のある文章と言えます。

「スピード感」は人間にとり快感の一つと言えますから、よく使われるのかも知れません。

「もたつくばかりで、なにもスピード感がない」と使います。

「素早さ」は行動や物事の処理スピードが速いことで、テキパキと処理をする様子を言います。

また、気働きをして「素早く」先回りをすることも言います。

「素早く逃げた」「素早く敵を見つけた」「素早く先回りをしていた」と使い「いち早く」と同じように使います。

「素早さ」はカンの鋭さや先を見通す能力がないとできないものです。

「スピード感」は「素早さ」を感じることでもあるのです。

仕事をテキパキとこなす人には「スピード感」や「素早さ」を感じるものです。

「もたもた・のろのろ」などはなく「サッサ・テキパキ・いち早く・先回り」などの言葉が合います。

「サッサと終わらせた」「テキパキ処理した」「いち早く済ませた」「先回りしていた」などは「スピード感や素早さ」を感じます。

「スピード感」は車などで速く走っている時に感じる快感のことを言います。

「スピード感」は政治家の発言で多用されている嫌いがあります。

すぐに政治家は強調した言葉を使いたがりますから、「スピード感」も強調言葉の一つなのです。

「スピード感を以って行います」と発言しています。

また、「素早さ」は「スピード感」と同じような意味で使います。