落としどころは「お互いに納得のできる妥協点のこと」。
「妥協点」と言い換えると分かりやすい。
妥協点は「お互いが譲歩しあい折り合う点のこと」。
「譲歩」と言い換えると分かりやすい。
「落としどころ」は紛争やいさかいの場合で、双方に納得のいく妥協点のことを言います。
一方的に設定されることもありますが、お互いの話し合いで見つけるものです。
「妥協点」はお互いの譲歩で生まれます。
「落としどころ」は妥協点のこと
「落としどころ」は決着をつけるためには必要になることです。
紛争やいさかいなどを解決するためには、お互いが一方的な主張を繰り返していては拉致が空きません。
そこまで譲歩すれば相手も譲歩をするだろうという点を「落としどころ」と呼んでいます。
譲歩することで相手の譲歩も引き出し「妥協点」を模索するのです。
それが話し合いであり、決裂すれば最悪関係は遮断されることになります。
「妥協点」は譲歩の産物
「妥協点」はお互いが譲り合わなければ成り立ちません。
妥協は相手の主張の一部を受け入れることです。
その代わり、こちらの主張の一部を相手に認めさせることを行います。
お互いの譲歩がなければ「妥協点」は生まれません。
力関係で強引に取り決めを押し付けても、不満は残りますから、後日の紛争の火種ともなります。
「妥協点」があれば、お互い納得したということで、後顧の愁いは無くなります。
なぜか「妥協点」のことを「落としどころ」と言う傾向
「落としどころ」は「妥協点」のことなのですが、なぜか「落としどころ」と言う言葉が好んで使われる傾向にあります。
意図的、恣意的な意味合いがあるので使われるも知れません。
「この件はそこらあたりが落としどころになるのかな」「落としどころを誤ると決裂だ」「落としどころを決めて交渉に当たろう」などと使います。
「落としどころ」と「妥協点」とは
「落としどころ」は交渉事で事前に決めておく「妥協点」のことです。
相手の出方によってはここまで譲歩をしてもかまわないと言う点のことです。
事前に協議したと言うで、意図的、恣意的な要素があるのです。
「妥協点」はお互いに譲り合った結果の納得の行く内容のことです。
譲歩をすることで生み出される点が「妥協点」なのです。