おべっかは「自分よりも立場が上の人たちのご機嫌をとろうとすること」。
自分よりも立場が上の人のご機嫌をとることで、自分が得する状況がありえますから、こういった行動は多くがとっているでしょう。
ごますりは「私利を図るために、他人におもねりへつらうこと」。
自分の利益を望んで、他人におもねる、へつらうという意味の言葉になります。
こちらも基本的には自分よりも立場が上の人たちにする行為です。
「おべっか」の意味
おべっかとは、自分よりも立場が上の人たちのご機嫌をとろうとすることです。
自分よりも立場が上の人のご機嫌をとれば、その人が自分をいいように扱ってくれる可能性があり、何らかの利益にあずかることができるかもしれません。
そういった思惑があるようなシーンでそういう行動を実際にとっていくわけですが、使用できる場面は割と多くあるはずなので、しっかりと覚えておいた方がいいと思われます。
「ごますり」の意味
ごますりとは、私利を図るために、他人におもねりへつらうことです。
自分の利益のために、他人に対して媚を売ったり、ご機嫌を取ったりするシーンで使っていきます。
したがって、おべっかとかなり意味は近い状況です。
でも、こちらは他人の立場はそこまで関係ないと言えるので、そこに関して特に覚えておく必要があるでしょう。
「おべっか」と「ごますり」の用法や用例
「あいつのおべっかはやり過ぎだろう。
明らかにご機嫌をとろうとしているのが丸わかりで、相手にとっては不快でしかないと思うんだが。
完全に逆効果になっている気がする。」
「ごますりが上手い人間はそれだけ出世しやすいのかな。
そういった部分もある意味能力だから、有能な人間が出世しているだけとも言えるのかもしれないけどね。」
おべっかとごますりは同じような意味
おべっかとごますりに関してはともに相手のご機嫌をとったりして、自分が利益を得られるような状況を作ろうとするシーンで使っていきます。
だから、意味はほぼ同じようなものであると評価できるでしょう。
しかし、おべっかは自分よりも立場が上の人に対してやっていきますが、ごますりはそういった条件は特にないので、そこは一応違いと言えます。