自己嫌悪は「自分に対して嫌な気分になる状況のこと」。
自分に関して嫌いになってしまう部分が見つかったときに使う言葉です。
通常は自己嫌悪のような感覚は起きませんが、たまにそういった気分になることはありえると言えます。
自虐は「自分で自分のことを悪く言うこと」。
自分で自分のことをけなすような言い方をするときに自虐という表現を使います。
本気でそう思っている場合もあれば、冗談でそういう言い方をすることもあります。
「自己嫌悪」の意味
自己嫌悪とは、自分に対して嫌な気分になる状況のことです。
自分の中に自分でも嫌になるような部分が見つかったときに使っていく言葉です。
実際に自己嫌悪に陥るケースはそれほど多くはないですけど、長く生きていれば、自分の中にマイナスの感情を芽生えさせる箇所が見つかっても不思議ではないと言え、多くが経験する可能性がある現象です。
「自虐」の意味
自虐とは、自分で自分のことを悪く言うことです。
自分の中に何らかのマイナスの部分が見つかったときに、その部分を自分で指摘する意味の言葉です。
特に周りの人がいるような場面で指摘するときに使われやすく、周囲の人たちにあえて聞こえるようなタイミングで行っていきます。
自虐に関しては実際にやる人はあまりいないと言えます。
「自己嫌悪」と「自虐」の用法や用例
「自己嫌悪に陥ると、自分が本気で嫌いになるな。
自分という人間が存在することが許容できないというか、自分自身をなんとか変えたいと思う気持ちが非常に強くなる。」
「あの人はよく自虐をするよな。
自分で自分の悪いところを指摘するような行為が好きなのかもしれない。
俺はそういうことをする気にはあまりなれないけどね。」
自己嫌悪と自虐は気分は同じ
自己嫌悪と自虐はともに自分で自分の悪いところを感じている状況と言えます。
したがって、両者は気分としては特に違いはなく、同じものとして捉えることができるでしょう。
自己嫌悪と自虐に関しては、実際にそういった状況になる人はあまり多くありません。
しかし、言葉としてはたまに見聞きするため、知っておくといいと言えるはずです。