同乗は「同じ車に乗り合わせること、一緒に乗ること」。
基本的には誰かが運転している車に自分も乗るようなシーンで使用していきます。
その人のことを同乗者と表現することもあるので、そこも覚えておきましょう。
相乗りは「本来は別々の乗り物に乗るはずなのに、あえて複数人が同じ乗り物に乗っている状態のこと」。
つまり、かなり珍しい光景で使う言葉です。
例えば、赤の他人同士が同じタクシーに乗るなどの状況がありえます。
「同乗」の意味
同乗とは、同じ車に乗り合わせること、一緒に乗ることです。
多くの場合で、ある運転手が運転している車に自分も乗せてもらうという意味で使われることが多いです。
タクシーのように料金はとらずに、無料で乗せてもらうということが大半でしょう。
同乗にあたる光景はそんなに珍しいものではなく、親しい人たち同士では割と行われています。
「相乗り」の意味
相乗りとは、本来は別々の乗り物に乗るはずなのに、あえて複数人が同じ乗り物に乗っている状態のことです。
本来は別々の乗るケースなのに、あえて同じ乗り物に乗っているわけですから、相乗りはかなり珍しいケースに該当すると言えるでしょう。
実際にあるとすれば、赤の他人同士がタクシーに乗っている場面であり、こういう状況はなかなか見られません。
「同乗」と「相乗り」の用法や用例
「今日、駅まで向かうときにたまたま友達が運転する車と出会い、友達も駅まで向かう予定だったみたいだから、同乗させてもらったよ。
そのために予定よりも早く着くことができた。」
「目的地がほぼ同じだったから、見ず知らずの人とタクシーを相乗りすることになった。
2人で乗ることは可能だし、そっちの方がお互いに早く目的地に着けるからね。」
同乗と相乗りは意味が異なっている
同乗と相乗りについては、言葉としてはかなり似ている雰囲気に見えるでしょう。
しかし、実際の意味は異なっています。
同乗は運転手が乗る車に自分が乗せてもらうという意味であり、たいていは親しい人たち同士で使います。
ただ、相乗りは見ず知らずの人たち同士が同じ乗り物に乗るケースで使うことが多いので、そこで区別ができるのです。