とりとめのないは「まとまりがないこと、重要とは言えないこと」。
つまり、どうでもいいといったニュアンスの意味の言葉になります。
気にするような存在ではない、そんな雰囲気を感じられるときに使っていきます。
焦点が定まらないは「議論などにおける中心となる部分が曖昧で、明確ではない状況のこと」。
何について話し合うのかがよく分からない状況で使います。
「とりとめのない」の意味
とりとめのないとは、まとまりがないこと、重要とは言えないことです。
まとまりが感じられず、重要とも言えないという意味なので、大したことではない、無視しても構わないというニュアンスを感じさせます。
些細な事柄に対して使用していく言葉であるため、実際はいろいろなシーンで使用していくことが可能と評価できるはずです。
「焦点が定まらない」の意味
焦点が定まらないとは、議論などにおける中心となる部分が曖昧で、明確ではない状況のことです。
議論などをしているときに主に使用する言葉で、何について話し合っているのかという部分が明確になっていないシーンで使っていきます。
焦点がぼやけていて、何のための議論なのか分からないという状況を表していると言えるのです。
「とりとめのない」と「焦点が定まらない」の用法や用例
「今朝の朝礼は完全にとりとめのない話だったな。
単なる無駄話って感じで、みんな退屈そうに聞いてたからな。
朝礼自体が自己満足で行われているものと言えるかもしれないけど。」
「今朝の会議は一体何について話し合っていたんだろう。
今になって思えば、焦点が定まっていないように思えた。
タンなり時間の無駄だったんじゃないかと思えてくるんだよね。」
とりとめのないと焦点が定まらないは無駄という意味が込められている
とりとめのないと焦点が定まらないは、かなりネガティブな意味の言葉であり、言ってしまえば無駄な状況を示しているのです。
とりとめのないはそもそも重要でないという意味で、焦点が定まらないは議題が明確でないという意味になります。
よって、両者ともに意味のない状況を表していると言え、そういったシーンで使っていくのです。