擬声語は「人間の発する発音や動物の鳴き声を言葉にしたもののこと。」
「ワーワー」「カーカー」と言い換えると分かりやすい。
擬態語は「人間の動きや感情を言葉にしたもののこと」。
「しずしず」「カンカン」と言い換えると分かりやすい。
これらをオノマトペと呼びます。
日本語ではこのようなオノマトペが数多く存在することでも知られています。
「擬声語」は擬音語の一つ
「擬声語」はオノマトペの擬音語の中で人や動物の声を言葉にしたものです。
擬音語は音を忠実に言葉に置き換えて、重ねて強調したものです。
例えば「バリバリは剥がす」「ガチャンガチャンと音がする」など、「擬声語」は「ハッハッハッと笑う」「シクシクと泣く」「カーカーとカラスが鳴く」「犬がワンワンとうるさい」「小さい犬はキャンキャンと鳴く」などと使います。
「擬態語」は人や動物の行動を言葉にしたもの
「擬態語」人の行動やその場の雰囲気などを音に模して言葉にしたものです。
「しずしずとおしとやかに歩く」「ノロノロと遅れて歩く」「ふらふらとして歩く」「ドッキリカメラだった」「シーンとした会場」「こっそりと忍びこむ」「ズルズルと後退した」「ハラハラしながら見た」「がちがちに緊張した」など切りがないほど存在します。
「擬声語」も「擬態語」も状況が分かるもの
「擬声語」の「ウーワンワン」は威嚇、「クーン」は甘え、「キャンキャン」は子犬とすぐに分かるのが「擬声語」の良い点です。
泣く様子でも「ワーンワーン」「しくしく」「エンエン」では様子が違います。
笑う時も「ゲラゲラ」「カッカッカ」「ワハッハッハ」「クックックッ」では違います。
怒る場合でも「カンカン」「カッとする」では違うのです。
「擬態語」も全く同じことです。
「擬声語」「擬態語」とは
「擬声語」はオトマトペの一つで、「人や動物の声」を模して言葉にしたものです。
「ワイワイ・ガヤガヤ・きゃー・ゴロゴロと鳴る・コケコッコー・ピヨピヨ・ガオー・ワンワン・ニョーオン」などいくらでもあります。
「擬態語」もオトマトペの一つで「人や動物の行動・様子」を言葉にしたものです。
「しずしず・そろりそろり・ノロノロ・ピョン・ヒョイ・ゴロゴロする・やんわり」などいくらでもあります。