民宿は「民家の一部を開放して宿泊をさせること」。
「民家宿」と言い換えると分かりやすい。
ペンションは「西洋風の構えと洋食を提供する民宿のこと」。
「西洋風民宿」と言い換えると分かりやすい。
民宿は旅館業法の定めにあるホテルや旅館とは異なり、同法にある簡易宿所として定義されているものに該当するものです。
ペンションも簡易宿所になります。
「民宿」は家庭の一部
「民宿」は家庭内の一室を宿泊に提供するもので、食事はその家で提供されます。
トイレ・風呂もその家庭のものを使います。
夏は海水浴客用に、冬はスキー客用に設置されることが多いものです。
料金が旅館やホテルより割安なことが魅力です。
また、その家族の一員の様に扱ってくれますから、アット・ホームな雰囲気の中、過ごすことが出来ます。
「ペンション」は避暑目的
「ペンション」は夏の避暑で長期に滞在することが多いものです。
場所も高原などのリゾート地に多いようです。
やはり、民宿なのですが、建物は大型の洋風式の構えで、食事は洋食系となります。
ホテルではないため食事は合同食堂で採ることになります。
必ずしもフロントの設置は必要なく、あくまでも民宿ですが法律上は旅館業にしている所もあります。
「民宿」や「ペンション」と旅館で異なる客層
「民宿」の客層で多いのは学生などになります。
海水浴やスキー目当ての学生は良く民宿を利用します。
旅館などの料金と比較すればかなり安価なため、当然そのようになるのでしょう。
また、比較的若い年齢層も利用します。
高齢になると料金より雰囲気を好みますから、ホテルや旅館と言うことになります。
若い年代が海水浴やスキーを一定期間楽しむ目的でしたら、民宿やペンションを利用するでしょう。
「民宿」と「ペンション」とは
「民宿」は旅館業法の定めにある簡易宿所に当たります。
家庭的に雰囲気の中、部屋を利用客のために開放するものです。
食事やトイレ・風呂なども、その家庭のものを使用します。
「ペンション」はホテル風の造りや仕様を取り、「民宿」の良いところも取り入れているものです。
主に避暑向けのため、リゾート地に多いものです。