嫌がらせは「他人の気持ちを不愉快にさせる行為のこと」。
「不愉快行為」と言い換えると分かりやすい。
意地悪は「他人の気持ちを辛くさせる行為のこと」。
「根性悪」。
と言い換えると分かりやすい。
嫌がらせは軽い程度の意地悪のことを言い、意地悪は本格的に相手をいじめることです。
嫌がらせは一時的に不愉快な思いをしますが、意地悪を受けると精神的に参ってしまうことになります。
「嫌がらせ」は相手を不愉快な気持ちにさせる行為です。
「嫌がらせ」は相手の欠点や負い目を指摘すること、いたずらを仕掛けること、陰口を言うこと、大事にしているものを隠すこと、大事にしているものに危害を与えること、相手が困ることなどをする行為のことです。
「嫌がらせ」は相手のことを良く思っていないときに、排斥する手段としてすることがあります。
続けることで、相手は根負けして集団から離れることを余儀なくされるのです。
セクハラ・パワハラは典型的「嫌がらせ」になります。
「意地悪」は程度の強い嫌がらせのことです。
「意地悪」は精神的に相手を追い詰める卑劣な行為のことで、「嫌がらせ」の段階を通り越し徹底的な印象があるものです。
「嫌がらせ」は相手が分からないときに仕掛けることもあるのですが、「意地悪」は相手に直接分かるようにすることです。
何かをする場合にわざと仲間外れ状態にすること、仕事をわざと多くすること、悪口を公然とすること、わりの悪いことを押し付けること、ことあるごとに辛く当たることなどあからさまに行う行為のことです。
「意地悪」は「嫌がらせ」の強いことです。
「意地悪」は「嫌がらせ」をして相手に不快感を与えることでは収まらず、もっと強い行動に出ることです。
「嫌がらせ」は相手にだけ分かるようにすることですが、「意地悪」は公然とするために周囲の人が分かってしまうものです。
それも目的の一つなので、相手は精神的に追い詰められることになります。
「気に入らない相手に最初は陰で嫌がらせをしていたが、今は公然と意地悪なことをしている」と使います。
「嫌がらせ」と「意地悪」とは。
「嫌がらせ」は陰で相手に悟られないように仕掛ける行為で、後になり相手が分かり不快感を抱くことを目的にしていることです。
目上の者が目下の者にする場合は排斥したい意図があります。
公然とは出来ないために裏で「嫌がらせ」を続けることで、相手を排斥するものです。
発覚して問題化することが良くあります。
「意地悪」は公然とする嫌がらせの程度の強い行為のことです。
気に入らない相手にするもので、精神的に追い詰めることを目的とします。