ささやくは「小声でひそひそと話すこと」。
周囲に聞こえないように、その人だけにしか聞こえないような声のボリュームで耳元で話すようなときに使っていく言葉と言えます。
つぶやくは「小さな声でひとりごとを言うこと」。
つぶやくも周囲に聞こえないようなボリュームの声で話すので、その点は同じです。
しかし、つぶやくは誰かに対して言うわけではなく、ひとりごとを言うシーンで使います。
「ささやく」の意味
ささやくとは、小声でひそひそと話すことです。
周囲に聞こえないような声のボリュームで、その人に対してだけ話すので、内緒話などをするようなシーンで使われます。
ささやく際には相手の耳元で話すことになるため、そこも特徴でしょう。
2人しか知り得ない会話という言い方になります。
しかし、ささやくはそこまで多用する行為ではないので、言葉として使用する機会も少ないです。
「つぶやく」の意味
つぶやくとは、小さな声でひとりごとを言うことです。
つぶやくは基本的にひとりごとであるため、相手は必要ありません。
したがって、常にやろうと思えばできます。
そして、つぶやくに関してはひとりごとですから、これは無意識にやっている人は多くいるでしょう。
知らないうちにつぶやくという行為をしている可能性は高いはずです。
「ささやく」と「つぶやく」の用法や用例
「異性に耳元でささやくことをされるとドキッとするよな。
びっくりもするけど、わざわざ自分だけにどんな話をするんだろうと思えてくるんだよね。」
「俺は気付いたらつぶやくことをしていることが多い。
それだけ意識がどっかにいってしまっているんだろうけど。
でも、そういう状態って結構あるんじゃないかと思えてくるんだよね。」
ささやくとつぶやくはともに小声で行う
ささやくとつぶやくに関してはともに小声で行います。
その点では同じような行為に見えるでしょう。
しかし、ささやくは相手が必要であり、自分だけでは行えません。
一方でつぶやくはひとりごとを言う行為なので、自分だけで行うことができます。
また、一般的には無意識にやっている行為であり、日常的と言えるはずです。
そこに違いが存在しているのです。