ご機嫌は「普段よりも機嫌がいいこと」。
通常時と比較して、機嫌がいいと感じられるようなシーンで使っていきます。
割と日常的に見られる状況です。
上機嫌は「普段よりも非常に機嫌がいい状況のこと」。
通常時と比べても非常に機嫌がいいケースで使用していくため、滅多に見られないほどに機嫌がいいケースでしか使えないのです。
「ご機嫌」の意味
ご機嫌とは、普段よりも機嫌がいいことです。
普段よりも少しでも機嫌がいい状況が見られれば使用することができます。
したがって、ご機嫌と表現できるシーンというのは、多くの人たちにとって日常的に存在するはずです。
だから、ご機嫌という言葉を使うシーンも多く、無意識にそういった表現を使用していることが多いと言えるでしょう。
「上機嫌」の意味
上機嫌とは、普段よりも非常に機嫌がいい状況のことです。
通常よりも機嫌がいいのはご機嫌と同じですが、その程度がより上と言えるシーンでのみ使っていきます。
だから、上機嫌と表現できるケースはなかなか存在しないと言えるのです。
したがって、ご機嫌と比べて、上機嫌という言葉を使う機会もそれだけ少ないと言えるでしょう。
「ご機嫌」と「上機嫌」の用法や用例
「今日はスッキリと目覚めることができた。
したがって、非常にご機嫌と言える気分だよ。
これなら今日の勤務もスムーズにこなせるんじゃないかな。」
「今日は数か月かけて取り組んだゲームをやっとクリアできた。
ラスボスが非常に強くて苦労したが、なんとか倒すことができたよ。
そのおかげで今日は非常に上機嫌だ。
こんな状況は滅多にないだろう。」
ご機嫌よりも上機嫌の方が珍しい
ご機嫌と上機嫌はどちらも普段よりも機嫌がいいと言える状況で使っていきます。
しかし、ご機嫌よりも上機嫌の方が、より機嫌がいい状況と言えるでしょう。
したがって、ご機嫌は日常生活の中でそれなりに使用できるものの、上機嫌を使用するシーンは多くないので、そこに違いを見出すことができます。
違いを認識したうえで使っていきましょう。