「リズム」は、周期的な動きや進行を指します。
音楽においては、音の長さを周期的に並べていったものを指します。
「テンポ」は、拍の時間的な長さ、拍の周期の速さを指します。
いわば1拍を打つ際のスピードを指します。
「ビート」は、音の強弱を感じることができる拍のひとまとまり、つながりを指します。
音楽のなかでは音の強弱をつけることでメリハリをつけていくことを言います。
「リズム」とは
「リズム(Rhythm)」とは、規則正しく周期的に動いている様を指し、日本語では「律動」と訳されます。
音楽の世界では、規則的に音の長さを並べたものを指し、「タンタンタンタン」や「タタタンタタタン」などのような形で、周期的に奏でる音の長さを指します。
楽譜に起こした際には、音符と休符の組み合わせによってリズムを表すことになります。
「テンポ」とは
「テンポ(Tempo)」とは、拍の時間的な長さ、つまり拍子のことであり、楽曲の速さを指します。
ペースと同じような意味に捉えてもよいでしょう。
音楽的には、拍の周期の速さを指し、「タンタンタンタン」の「タン」の打つ速さを変えることで、テンポを変えるというふうになります。
メトロノームで1分間における拍数を刻むことができますが、このとき1分間あたり何拍打つかを表すのが「BPM(Beats Per Minutes)」であり、「?=60」であれば、1分間に60拍あるということになります。
「ビート」とは
「ビート(Beat)」とは、周期的に並べた音のパターンについてさらにメリハリをつけるために、アクセントをつけることでまとまったパターンを指します。
例えば「タンタンタンタン」とただ打っても無機質的なものになりますが、1拍め・3拍めを強くする、2拍め・4拍めを強くするなどの強弱をつけることによってオリジナリティーが生まれるようになります。
楽曲制作において、リズム・テンポ・ビートは非常に重要
音楽に携わる人にとっては、リズムをどのように感じるかが非常に重要になってきます。
また、楽曲を作るときに、どのようなテンポで行くのかを考えることがあります。
楽曲のイメージによってアップテンポにするのか、スローテンポにするのかが鍵を握ってきます。
さらに、4ビート・8ビートなどがありますが、どこを強く、どこを弱く打つかによって、曲調が大きく変わっていきます。