「中間色」は、純色に灰色を混ぜた色です。

または、原色の以外の色です。

英語では「neutral tints」で表されます。

2色の色を混ぜ合わせた場合「an intermediate color」で表されます。

原色を混ぜ合わせた場合「natural color」です。

「間色」は、原色を混ぜ合わせてできる色のことです。

英語では「a compound color」「neutral tints」で表されます。

「パステルカラー」は、「中間色」「間色」の関連語です。

パステル風の色のことです。

淡い中間色です。

英語では「a pastel color」で表されます。

「パステルカラーの絵」は「a picture in pastel color」です。

「中間色」の意味

「中間色」は、以下のような意味です。

①純色に灰色を混ぜた色のことです。

柔らかい感じがします。

「濁色」ともいいます。

②色相環上で主原色の中間に位置する色をいいます。

橙や黄緑などのことです。

③三原色と黒以外の色のことです。

「間色」ともいいます。

<三原色>
混ぜ合わせて全ての色を表しうる基となる三色のことです。

普通、絵の具・印刷・インクに於いて、「三原色」は「シアン・青緑」「マゼンタ・赤紫」「黄色」を指します。

光の三原色は、「赤・緑・青(青紫)」です。

「間色」の意味

「間色」は、以下のような意味です。

「間色」の「間」は「まじわる」という意味です。

正色(赤・黄・青・白・黒)の混合によって生ずる色のことです。

また、画面の調和を保つ目的で、明暗の対照を和らげるために用いる色のことです。

原色以外の色をいいます。

「中間色」のことです。

<間の漢字>

本来「閒」であったものが、今日「間」にかわっています。

字義は「あいだ」「ひま」「ま・時」「あたり・場所」「頃」「この頃」「しばらく」「はぶく・簡単にする」「いこう・休息する」「くつろぐ」「ひそかに」
「はぶく・なおざり」「柱と柱の間・部屋」です。

解字では、「門+日(月)」で構成されます。

「門が閉じても月光が漏れるさま」を表します。

これにより、「すきま」を意味します。

常用漢字では、「月」の部分を「日」にかえた「間」を用います。

「パステルカラー」の意味

「パステルカラー」は、「中間色」「間色」の関連語です。

パステル風の色のことです。

淡い中間色です。

色調が柔らかく明るい澄んだ感じの色です。

パステル画風の淡く優しいトーンの色のことです。

1990年代には、このパステルカラーの上に霧がかかったような、さらに淡い調子の「ナチュラルカラー」が流行しました。

以下のように使います。

パステルカラーの包装紙
パステルカラーで描いたような花畑

「中間色」は、 純色に灰色を混ぜた色
または、原色の以外の色です。

「間色」は、 原色を混ぜ合わせてできる色のことです。

「中間色」「間色」は、類語です。

「パステルカラー」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「主要な原色の中間に位置する色」です。

「中間色」「間色」、いずれも、橙(だいだい)・黄緑といった色をいいます。

橙は、赤と黄色の中間の色です。

黄緑は黄色と緑の中間の色です。

「中間色」は、彩度の高い純色に無彩色を混ぜたくすんだ柔らかい感じの色をいいます。

「中間色のセーター」のように使います。

この場合、「くすんだ色」という意味を含みます。

「パステルカラー」は、パステルで描いたような柔らかい感じの色をいいます。

「柔らかな中間色」という意味です。

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