「夏日」は、夏の暑い日のことです。
「真夏日」は、夏日より暑い日のことです。
「猛暑日」は、真夏日よりも暑い日のことです。
「熱帯夜」は、暑くて寝苦しい夜のことです。
気象庁では以下のように定義しています。
最高気温25~29℃・・・・夏日
最高気温30~34℃・・・・真夏日
最高気温35℃以上・・・・猛暑日
最低気温25℃以上・・・・熱帯夜
「夏日」の意味
「夏日」は、夏の暑い日のことです。
気象用語で最高気温がセ氏25度以上になる日をいいます。
一年間の夏日の日数は、その土地の気候を表す一つの指標として使われます。
平均すると以下のような日数になります。
札幌46日・東京106日・名古屋123日・京都大坂130日・福岡121日・鹿児島148日・那覇198日
英語では以下のように表します。
A day on which the temperature rises above 25 degree Celsius
「真夏日」の意味
「真夏日」は、夏日よりも暑い日のことです。
気候統計に於いて、一日の最高気温がセ氏30度以上の日をいいます。
一年間の真夏日の日数は、夏の暑さを示す指標になります。
いずれの都市でも、真夏日の頻度は8月が最も多くなります。
平均すると以下のようになります。
札幌7日・東京45日・大阪60日・那覇80日
英語では以下のように表します。
A day which the temperature goes above 30℃
「猛暑日」の意味
「猛暑日」は、一日の最高気温がセ氏35度以上の日のことです。
気象庁が2007年以降から使用しはじめた気象に関する用語です。
1990年以降、日本では最高気温が35℃以上の日が急増しています。
1997年から2006年の10年間で、東京・大坂・名古屋・福岡の主要4都市に於いて、35℃以上となった日は300日以上にもなります。
英語では以下のように表します。
A day which the temperature goes above 35℃
「熱帯夜」の意味
「熱帯夜」は、暑くて寝苦しい夜のことです。
最低気温が25℃以上の夜をいいます。
「熱帯夜」は「真夏日」と同様に暑さを示す気候統計値として用いられます。
「熱帯夜」は、寝苦しさの指標とされます。
熱帯夜の年間日数は、通常以下のとおりです。
札幌1日・東京18日・福岡22日
英語では以下のように表されます。
A sultry night when the temperature does not drop blow 25℃