「ラマ」も「アルパカ」も南米ペルーに生息するラクダ科の動物で見た目はよく似ています。
しかも注意してみないと「ラマ」と「アルパカ」の違いには気が付かないことが多いようです。
科学的に言えばラクダ科の下の分類では「属」が違います。
また、飼育目的にも差があるようです。
ラマはラクダ科ラマ属の動物です
ラクダによく似た動物ですが、背中にコブはなく、全身がふさふさの毛で覆われています。
南アメリカのアンデス地方に多く住み、同地方ではヤギとヒツジを合わせたような感じの家畜として飼われています。
荷役にも使われるため、体はがっしりした感じがします。
アルパカはラクダ科ビクーニャ属の動物です
ラクダによく似ていますが、背中はやや丸みを帯びていて、全身はふあふあの柔らかな毛でおおわれています。
その毛を取るための家畜として飼われていますので、羊によく似ているといわれています。
「アルパカ」は警戒心の強い動物で、ラマに比べると人にはなれないようです。
「ラマ」と「アルパカ」の見分け方
どちらもラクダ科の動物であるため、見た目に区別のつかない人も多いようです。
「ラマ」の耳は長くバナナのような形をしており、アルパカの耳は丸くて小さいといった耳の形の違いや、アルパカの方が毛がふさふさしているとか、おおきさではラマの方が大きいという違いがあります。
「ラマ」と「アルパカ」の可愛さ
見た目のふわふわ感から「アルパカ」の方が可愛いという人が多いようですが、「アルパカ」があまり人になつかないのに対し、従順な性質から「ラマ」の方が可愛いという人もあります。
お土産の人形もどちらもかわいく作られており、評価は分かれると思います。