朗報は「明るい内容、嬉しいと思える知らせ」のこと。

「いいニュース」全般に言えますので、例えば、「おいしいお菓子の差し入れ」があったなどの小さなことにも当てはまります。

吉報は「おめでたいと思えるお知らせ」のこと。

例えば、「結婚」「出産」など人生の大きなイベントに対して使用されることが多いです。

「朗報」の意味

朗報の字をみると「朗」という字は、「ほがらか」という意味があります。

なのでそのままの意味でとらえると、「ほがらかな気持ちになる、報告」という風にとらえることができます。

ですので、些細な嬉しいお知らせに対しても使用することができるのが「朗報」です。

「吉報」の意味

吉報における「吉」という字は、おみくじなどでも使用されているような「いいこと」、「おめでたい」という意味があります。

また、「吉祥天」という神様があるように、「いいこと」全般ではなく、「めでたいこと」に対して使われることが多いため、「結婚」「出産」というっためでたい大きなイベントに対して「吉報」を使います。

「朗報」と「吉報」の用法や用例

朗報は広い意味で嬉しいお知らせのときに使えるので、用途が広がります。

例えば、普段のちょっとした報告、例えば職場においしい差し入れをもらったら、仲のいい同僚に「朗報」なんて使ってもいいかもしれません。

対して、吉報は大きな人生のイベントにおいて良いものにたいして使うことが多いでしょう。

例えば誰かの結婚の話を聞いたら、「それは吉報だね」という風に使用します。

また「朗報」を「吉報」のかわりに使っても、差支えはないと思います。

しかし、「吉報」といったほうが、「祝っている」という気持ちがこめられますので、場面によって使い分けられるといいでしょう。

同じ嬉しいお知らせでも、「朗報」と「吉報」はどう違うのか?

同じようにうれしいお知らせだとしても、「朗報」と「吉報」とはどのように違い、どのように使い分けたらいいのでしょうか?間違って使ってしまっても恥ずかしいことにならないでしょうか。

漢字の意味をもとに、「朗報」と「吉報」の違いをみて、使い分け方をご説明します。

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