「インターバル」とは、英語のintervalをカタカナ読みしたものが日本語として定着したもので、「間隔」という意味の言葉です。
陸上競技の練習方法にインターバルトレーニングというものがあり、これは疾走とジョギングを繰り返して持久力などを高めるものですが、そうした方面からこの言葉を知っていたという方もいるかもしれません。
日本語の「インターバル」について、英語のintervalと合わせてその意味と使い方を確認していきます。
「インターバル」の意味
「インターバル」とは、「間隔」という意味です。
一般的に「間隔」と言ったとき、空間的な間隔と時間的な間隔に大別されると考えられますが、英語のintervalは「2つのできごとや行動の間の時間」のことを意味し、空間的な間隔を指すものではありません。
日本語の「インターバル」もこれに準じて、時間的な間隔を指していると考えられます。
「インターバル」の使い方
「インターバル」の使い方ですが、前述のように、「間隔」と言っても、空間的な間隔ではなく、時間的な間隔を意味するものと考えられます。
日本語では、空間的な間隔の意味で「間隔」という言葉を使うことが少なくありませんが、こうした意味での「間隔」を「インターバル」と言い換えることは通常ありません。
「間隔を空けて座る」というときに、「インターバルを空けて座る」とは言わないのです。
単純に「間隔」と覚えるのではなく、時間的な間隔だけを指しているところに注意しておく必要があります。
「インターバル」の例文
「インターバル」の例文は以下のようなものが挙げられます。
「1日中買い物をして疲れたので、少しインターバルを取ってから夕食のしたくをする」
「時間的な間隔」という意味で使っています。
「観劇のインターバルにトイレに行ってきた。」
「(時間的な)間隔」から派生して、劇などの休憩時間を指す言葉としても用いられるようです。
「今日の練習はインターバルトレーニングだ。」
陸上競技の練習の中でこのように使われることもあります。
「インターバル」の意味と使い方
以上、「インターバル」の意味と使い方について述べてきました。
「インターバル」は、「2つのできごとや行動の間の時間」をあらわす英語のintervalをカタカナ読みしたものが日本語として定着したもので、「間隔」という意味をあらわすものです。
ただし、「空間的な間隔」ではなく「時間的な間隔」をあらわす言葉であると考えられるので、その点に注意して使うとよいでしょう。