納得は「自分以外の人から考えを聞き、その考えが正しければを受け入れ認める事」。
「得心」や「合点」と言い換えると分かり易いです。
その考えは常識的に正しく自分が思っていたことと違いがないためにそうだと認める事です。
理解は「物事の内容や仕組みが分かる事」です。
「分かる」や「知る」などと言い換えると分かり易いです。
納得は他人の考えを受け入れる事
納得は他人の意見や考え方を聞いたり読んだりして、その内容が自分の考えている事や認識している内容と相違ない場合、また社会常識に照らして正しいと考えられる場合に自分の心に受け入れる事です。
聞いたり見たりして論理的に分かる場合と臭いや触角など感覚的に分かる場合が想定されます。
香水の臭いを納得するには鼻で嗅いで見なければ分かりませんし、表面のざらつきの程度は触ってみないと分かりません。
理解は物事の内容や仕組みをハッキリと知る事です
理解は物事の内容を知る事が大前提となり、その正しい筋道や道理も知る事で全体が良く分かる事です。
また、その物事に関係した具体例を知る事でより詳しく内容を把握する事ができます。
物事を理解するには概論から始まり種類、仕組み、経緯、具体例などを知り、また長所や欠点についても知る必要があります。
コンピーターを理解してどのように人間に貢献しているのか納得した
コンピューターとは何かを理解するためには、どのようにしてできたのが、発展の歴史、発明は誰がしたのか、原理、動かすのに必要なプログラミング、言語、ネットワーク、クラウド、SNSなど基本的な事柄や仕組み、関連知識を知らなければなりません。
人間社会に不可欠となっている理由やメリット、デメリットについても知る必要があります。
そのうえで納得をします。
先に理解があって納得するのか、納得があって理解が後になるのか
物事については興味を持ったため、先に概要から詳細な内容までを良く理解した後に納得するのか、見聞きして内容が自分の考えと相違がないため受け入れて納得したためもっと内容について理解をしたいと詳細を知る事なのかどちらが先でも良いのではと思われます。