魚の目に水見えずは「自分にとって関係している部分については、かえって気付かないこと」。
自分にとって身近であるからこそ、気付きづらいという言い方ができます。
灯台下暗しは「身近すぎるものについては、案外気付かないと言えること」。
一見すると、すぐに気付きそうな部分こそ、逆に気付きづらいという意味の言葉になります。
「魚の目に水見えず」の意味
魚の目に水見えずとは、自分にとって関係している部分については、かえって気付かないことです。
現実的に適合している面がある言い方になるでしょう。
使いやすい部分は結構ありそうです。
しかし、そんなに有名な言い方ではありません。
知っている人は限られるという状況なので、そこは知っておくといいのではないかと思われます。
「灯台下暗し」の意味
灯台下暗しとは、身近すぎるものについては、案外気付かないと言えることです。
意味に関しては、魚の目に水見えずと同じでしょう。
そういう部分で差を実感することは容易ではありません。
しかし、知名度の部分では、分かりやすい差があると言えるはずです。
こちらの方が明らかに有名であり、ここは見分けやすい箇所になるのです。
「魚の目に水見えず」と「灯台下暗し」の用法や用例
「魚の目に水見えずという状況については、多くの人たちが経験している可能性もあるだろう。
自分にとって関係しているからこそ、気付けない部分はあるはずだ。」
「灯台下暗しという言い方はかなり有名であって、多くが知っている。
そして、この言葉については多くの人たちがそれなりに納得できるんじゃないかと思うんだ。」
魚の目に水見えずと灯台下暗しは意味はそっくりと言える
魚の目に水見えずと灯台下暗しは意味としてはそっくりであり、特に区別はできない状況であると言えるでしょう。
しかし、灯台下暗しは多くが知っている有名な表現ですけど、魚の目に水見えずは多くの人たちが知らない言葉であり、知名度はどうしても低くなっています。
そこはしっかりと頭に入れておいた方がいいと言えるでしょう。