「命名」は、名前を付けることです。
英語では「naming」「name」「christen」で表されます。
「その子の名前を祖父にちなんで武と命名した」は「They named the baby Takeshi after his grandfather. 」です。
「命名式」は「a christening」「a naming ceremony」です
「名付ける」は、人・物などに名をつけることです。
英語では「name」「christen」で表されます。
「子供たちは歴代の大統領にちなんで名づけられた」は「The children were named after successive Presidents. 」です。
「命名」の意味
「命名」は、名前を付けることです。
以下のように使います。
長女の命名に頭をひねる 花子と命名する 命名式 命名権
☆命名権
①新生児や新発見の事物に名前を付ける権利です。
②施設などの名称に、企業や新製品の名前を付ける権利です。
「ネーミング・ライツ」ともいいます。
☆christen
他動詞です。
「洗礼を施す」「命名する・名をつける」という意味です。
「この赤ん坊はトマスという洗礼名を授かった」は「The baby was christened Thomas. 」「We christened the baby Thomae. 」です。
「名付ける」に意味
「名付ける」は、以下のような意味です。
①人・物などに名をつけることです。
命名することです。
②称する。
となえることです。
「我が子を花子と名付ける」のように使います。
☆name
原義は「名前」です。
名詞の意味は「名前・名称・題名」「名目・名義」「名声・世評」「有名人・著名人」「悪口」です。
「お名前は記録されていません」は「Your name has not been entered in pour record. 」です。
関連語
☆「ネーミング」
主に、商品や会社など消費者に印象付けることを目的としたものに名前を付けることです。
「新商品のネーミングを公募した」のように使います。
☆名の漢字
字義は「な」「なづける」「名を呼ぶ」「優れている」「人数を数える時につける言葉」です。
解字では、「夕+口」で構成されます。
「夕」の部分は「明」の省略体です。
「鳴」と同じく「夜明けに雄鶏がときをつくる」を表すと云われます。
転じて、「名をよぶ」「なのる」を意味します。
設文(せつもん)では、「夕」は「夕方」の意味で、「冥」に通じ、「夕闇に自分の名をなのる」を表します。
「命名」は 名前を付けること、「名付ける」は 人・物などに名をつけることです。
「命名」「名付ける」は、類語です。
「ネーミング」は、これらの言葉の関連語です。
共通する意味は「名前を付けること」です。
「命名」「名付ける」は、名前を付けることです。
「命名」は、主に文章で用いられる言葉です。
「名付ける」には、「称する」「となえる」という意味もあります。
☆nameの語法
①「name」を「SVOC」の語形で使う時、「C」の前には「as」を付けません。
②「name」は正式名に用いるので、愛称の場合には「call」を使います。
③店・本・映画などの名前をいう場合には用いません。
「パラダイスという喫茶店です」は「The coffee shop is called “Paradise”. 」です。