警察官は「公務員の一種であり、警察組織に所属して治安の維持に努める職務を担っている職業のこと」。
採用試験を受けて合格しないといけない職業です。
おまわりさんは「警察官の中で街中で任務にあたっている人たちのこと」。
おまわりさんという言葉は通称に近い言葉であり、警察官の中の特定の人たちを区別して使っていると言えるのです。
「警察官」の意味
警察官というのは、公務員にあたる職業で、国や地域の治安を守る仕事をしています。
警察官になるためには警察官の採用試験を受けないといけません。
民間企業ではないので、筆記試験もありますし、面接試験もあります。
そして、警察庁、警視庁を含めたそれぞれの都道府県の警察官採用試験に合格した者が、警察官と呼ばれるということになります。
「おまわりさん」の意味
おまわりさんというのは、警察官の中の特定の人たちの通称です。
警察官の中でも交番勤務など、街中で巡回しているような人たちに関して、特におまわりさんと呼ぶ習慣が日本では定着しています。
したがって、おまわりさんというのは警察官と同義になりますが、警察官はおまわりさんとは同義ではないという状態と言えるのです。
「警察官」と「おまわりさん」の用法や用例
「大学を卒業したら、僕は警察官になりたいと思う。
しかし、筆記試験があるからきちんと勉強しないといけないし、面接試験もあるからそのための対策もきちんと行っていかないといけないだろう。
」
「街のおまわりさんが定期的に巡回をしてくれているおかげで、この街も平和な状況が維持されているのだろう。
やっぱり重要な存在だよ。
」
警察官の勤務形態によっておまわりさんになる
警察官として採用されても、どういう勤務形態になるか?は人によって異なります。
したがって、交番勤務などをする可能性があり、そういったときには住民からおまわりさんと呼ばれることもあるのです。
おまわりさんも警察官ですが、警察官にはおまわりさん以外の人たちもいるということになるので、そういった区別が必要となります。