上見ぬ鷲は「どういった地位や権威に対しても動じない、恐れないでいること」。
あまり使用されていない表現ですが、使うことができるシーンはちゃんとあるでしょう。
怖いもの知らずは「立場や実力が上の人に対しても、堂々と立ち向かっていくこと」。
上見ぬ鷲と同じような意味であり、意味においては区別しづらいので、ここは重要です。
「上見ぬ鷲」の意味
上見ぬ鷲とは、どういった地位や権威に対しても動じない、恐れないでいることです。
自分よりも立場が上の人たちに対しては、少なからず動揺してしまうケースが多くありそうですが、そういう部分が全くないと言える人に対して使っていきます。
そのような人は実際に確認できるでしょう。
しかし、有名な言い方ではなく、知らない人もいます。
「怖いもの知らず」の意味
怖いもの知らずとは、立場や実力が上の人に対しても、堂々と立ち向かっていくことです。
意味に関しては、上見ぬ鷲にかなり似ていると言えるのではないかと思われます。
同様のシチュエーションにおける使用が可能となっているので、そこは覚えておきたい部分です。
しかし、知名度の点で言えば、こっちの方が高くなっています。
「上見ぬ鷲」と「怖いもの知らず」の用法や用例
「上見ぬ鷲と言えるような人は、世の中ではかなり少ないと思うんだよ。
全くいないとは言えないけど、数としてはかなり少ない気がするんだよな。」
「怖いもの知らずと言える人は、相手が誰であろうと、強気の姿勢でいることができる。
だから、逆に立場が上である相手の方が、その人を恐れるようなケースもあるかもしれない。」
上見ぬ鷲と怖いもの知らずは意味はほぼ同じ
上見ぬ鷲と怖いもの知らずに関しては、意味としてはほぼ同じと言えるのではないかと思われます。
明らかな意味の差を認識することは厳しいので、そこは覚えておくべき箇所になります。
しかし、怖いもの知らずはそこそこ有名であると言え、知っている人たちは多数いる状況でしょう。
しかし、上見ぬ鷲は大半の人たちは知らない状況です。