絶対悪は「絶対に悪であると言い切れること」。
どういう見方をしても、悪であるという結論には変わりないと言えるようなケースで使っていく言葉です。
必要悪は「悪であることは間違いないが、社会的には必要であると言えること」。
害もあるが、有益な箇所もあるという物事に対して使っていくことが多いと評価できると思われます。
「絶対悪」の意味
絶対悪とは、絶対に悪であると言い切れることです。
特定の存在に関して、悪であることに関して、揺るがないと言えるケースで使っていきます。
ただ、実際にそういう判断をするときには、どうしても主観的になってくるため、絶対悪であると思えない人もいる可能性はありますし、そこはあらかじめ理解しておかないといけないでしょう。
「必要悪」の意味
必要悪とは、悪であることは間違いないが、社会的には必要であると言えることです。
悪であることを認めつつも、その悪と言える存在をあえて残しておく、維持しておくケースで使っていく言葉になります。
世の中には必要悪と言える存在は多数ある可能性があります。
ただ、何が必要悪に当たるかの判断はちょっと難しいかもしれません。
「絶対悪」と「必要悪」の用法や用例
「世の中には絶対悪と言える存在があるだろうが、それは特定の人たちから見たときにそう感じられるという話であり、全員がそう感じているとは言えない場合もある。」
「必要悪というのは、悪であると認めているにもかかわらず、都合によって存在、維持されているものであり、人によっては納得できない、理不尽に感じる場合もある。」
絶対悪と必要悪は意味で区別が可能
絶対悪と必要悪は意味は似ている箇所はあるものの、全く同じではありません。
一応区別できるポイントはあるので、そこは頭に入れておいてほしいです。
ともにある程度メジャーな言い方であり、知っている人は多々いるのではないかと思われます。
実際、こういう言い方が使用されている状況はあり、自分でも使うケースはあるかもしれません。