全人は「完全な人格を備えた人のこと、人の全体のこと」。
あまり見聞きしない表現になるので、これを知っている人はあまり多くないと言えるでしょう。
全員は「すべての人のこと」。
何らかの集団におけるすべての人といった意味で使われることが多いので、そこに関して頭に入れておくといいのではないかと思われる状況でしょう。
「全人」の意味
全人とは、完全な人格を備えた人のこと、人の全体のことです。
前者の意味もありますが、後者の意味もあるので、そこはちゃんと理解しておいた方がいいと言えるでしょう。
複数のシーンで使っていくことができる点は大きなポイントになってきます。
ただ、このような言い方はちょっとマイナーでしょう。
知っている人はそんなに多くないです。
「全員」の意味
全員とは、すべての人のことです。
何らかの条件に該当している人のすべてを指すようなシーンで使っていきます。
集団に属している人すべてというケースに関しては、特に顕著と言えるかもしれません。
全員という言い方はかなりメジャーであると言えます。
これを知らない人はかなり少ない状況であると言えるのではないかと思われます。
「全人」と「全員」の用法や用例
「全人と言えるような、完璧に近いような人はなかなかいない。
現実的には考えづらい存在であり、見かける可能性もほとんどないと言えるのではないか。」
「うちのチームはレギュラーと言える選手はかなり少ない。
そういう意味では、全員にチャンスがあるといっても過言ではない。
だから、このチャンスをぜひ掴み取ってほしい。」
全人と全員は意味は同じではないと言える
全人と全員については、意味は同じではないです。
表記からすると、同じような意味に思えるかもしれないですけど、実際は意味が異なっていると言えるので、そこは理解しておきましょう。
全員という表現はかなりメジャーであり、誰もが知っている状況です。
しかし、全人はたいていの人は知らない可能性が高いと評価できるでしょう。
