「素っ気ない」と「つれない」の違い・意味と使い方・由来や例文

素っ気ないは「態度や返事などにおいて、冷たく感じること」。

特定の人の態度や返事に対して使いますが、自分では使いません。

他人が使用していくことが多いです。

つれないは「冷淡であること、思いやりが感じられないこと」。

意味は素っ気ないに近いと言えるでしょう。

明らかな意味の差は感じられません。

知名度も近くなっています。

「素っ気ない」の意味

素っ気ないとは、態度や返事などにおいて、冷たく感じることです。

したがって、あまりいい印象を持たないようなケースで使っていく表現になるのです。

素っ気ないと感じる機会は、日常的にそこそこあると思われます。

だから、使うことができる機会は十分に存在しているのです。

自身で使っている状況は普通に考えられると言えます。

つれないとは、冷淡であること、思いやりが感じられないことです。

冷淡、または思いやりが感じられない対応をするときに使うので、素っ気ないの意味に近いと言えるでしょう。

明らかな意味の差はありませんし、そういう部分で区別はできないと言えるはずです。

また、知名度に関しても似ており、そんなに大きな違いはないと評価できます。

「素っ気ない返事をされると、自分のことが嫌いなのかと思えてくる面がある。

人間は誰に対しても同じような態度をとるとは限らないし、そこは知っておかないといけない。」

「社会にはいろいろな人たちがいるから、ときにはつれない態度をとられるようなケースもあるだろう。

自分もときにはそういう態度を他人に対してとっている可能性もある。」

素っ気ないとつれないは意味はそこそこ近いです。

ともにある人の対応などに関して、冷たいと感じられるケースで使っていく表現になるでしょう。

したがって、意味において区別はしづらい状況となっているのです。

また、両者はそこそこ知名度が高い言い方であり、そういう部分においても区別はしづらい状況であると評価できるでしょう。