迷想は「迷っている考えのこと」。
迷いながら導き出された考えのような意味で使っていくことができます。
日常的にはほぼ見聞きしない言い方になると言えるでしょう。
迷走は「不規則に走っていくこと」。
あらかじめ定まっているような経路を通らず、迷いながら走行しているようなケースで使っていく言葉になると言えるでしょう。
「迷想」の意味
迷想とは、迷っている考えのことです。
何らかの考えに関して、迷っている部分があるようなときに使われる表現になります。
迷いながら導き出した考えという言い方もできるかもしれません。
こういう状況は実際にあるものの、迷想という言い方に関しては、そんなにメジャーではありません。
知っている人はかなり少ないと評価できるでしょう。
「迷走」の意味
迷走とは、不規則に走っていくことです。
本来存在しているルートなどを通らないで、不規則に進んでいると言えるシーンで使っていく表現になります。
実際は走っているシーン以外でも使われることがあるので、そこはしっかりと理解しておいてほしいです。
スムーズに事が運ばないような状況において、使われやすい言い方になります。
「迷想」と「迷走」の用法や用例
「特定の考えについては、常に確固たるものであると言えるわけではない。
ときには迷想と言えるような、それなりに迷っているケースもあると言えるだろう。」
「車などで走っているときに、道に迷ってしまい、なんとなくで走ってしまうことがある。
そういう迷走をするときには、たいていはスムーズに目的地には着けないわけだが。」
迷想と迷走は意味で区別が可能
迷想と迷走は表記はかなり近いですが、意味は異なっています。
使用する場面において、大きな違いがあるのでそういった点は知っておかないといけません。
基本的には迷走の方が使われやすい言い方になります。
迷想に関してはあまり知られていないため、これを使う人はほとんどいないという言い方ができるのではないかと思われます。