身状は「生まれついた性質のこと、身の上のこと」。
その人ならではの部分といった意味で使うことができる表現になります。
あまり有名な言い方ではないです。
身上は「一身に関すること、その人の価値のこと」。
身状の意味にそれなりに近いと言えるものの、完全に同じ意味ではないです。
でも、身上の方が有名な言い方になります。
「身状」の意味
身状とは、生まれついた性質のこと、身の上のことです。
そのような意味で使うことができる表現になります。
使うことができそうなシーンはそれなりに多くあるでしょう。
したがって、そこは知っておかないといけません。
でも、そんなに有名な言葉ではないので、知らない人もそこそこいる可能性がありますし、そこも頭に入れておきましょう。
「身上」の意味
身上とは、一身に関すること、その人の価値のことです。
基本的には前者の意味で使われることが多いと言えます。
一身上の都合などの言い方はそれなりにメジャーですし、多くが聞いたことがあるのではないかと思われます。
身状と比べると、こちらの方が知名度は高いはずです。
だから、それだけ頻繁に見聞きする可能性があります。
「身状」と「身上」の用法や用例
「身状については人それぞれ違っていると評価できる。
自分にとって生まれついた性質という部分は、個性のような面があるのではないかと思うんだよ。」
「一身上の都合で退職する人は多いが、それはそういう表現を使う人が多いというだけで、この場合の退職の理由は細かく見たときには、それぞれで違っていると評価できると思うんだよ。」
身状と身上は意味は多少似ている
身状と身上は意味は似ている部分はあります。
しかし、完全に同じとは言えませんし、少なからず違いと言える箇所は存在しているのです。
そこは理解しておきましょう。
また、身上はある程度はメジャーな言い方になりますが、身状はそこまでメジャーな表現ではありません。
だから、そういう部分でも両者は区別をしていくことができます。