「内臓」は、動物の体内にある器官の総称です。

英語では「internal organs」で表されます。

「内臓疾患」は「a disease of an internal organ」「an internal disease」です。

「臓器」は、体の内部の器官です。

英語では「internal organs」で表されます。

「臓器移植をする」は「transplant an internal organ」です。

「臓物」は、「内臓」「はらわた」のことです。

英語では「giblets」「the pluck」「innards」「haslet」で表されます。

「鶏・七面鳥の臓物」という意味の場合「giblets」を使います。

「食用の臓物」という意味の場合「the pluck」です。

「魚用の臓物」という意味の場合「innards」です。

「豚の臓物」という意味の場合「haslet」です。

「内臓」の意味

「内臓」は、動物の体内にある器官の総称です。

消化器・呼吸器・循環器・泌尿生殖器・内分泌器などです。

以下のように使います。

内臓疾患 内臓感覚 内臓脂肪

☆内臓感覚
臓器の状態に伴う感覚のことです。

「臓器感覚」と同じ意味です。

健康時には、食欲・空腹感・渇き感・尿意・便意・性欲などが現れます。

異常時には、圧迫感・痛みなどが現れます。

しばしば、体表の特定部位に関連痛などをともないます。

「臓器」の意味

「臓器」は、体の内部の器官です。

特に胸腔と腹腔にある器官を指します。

肺・胃・腸・肝臓・腎臓などです。

以下のように使います。

臓器移植 臓器感覚 臓器製剤 臓器バンク 臓器療法 臓器提供

☆臓器製剤 
 動物の膵臓・副腎・甲状腺・肝臓などの臓器を原料として製造した薬剤です。

☆臓器療法
 動物の臓器や臓器製剤でホルモンの欠乏症や貧血などを治す療法です。

「臓物」の意味

「臓物」は、「内臓」「はらわた」のことです。

特に鳥、獣・魚などの内臓です。

「臓物料理」のように使います。

☆臓物料理
鳥・獣の内臓を用いた料理です。

獣類では舌・脳・肝臓・心臓・胃・腸などを用います。

鳥類では、肝臓などを用います。

☆viscera
 名詞です。

「内臓」「はらわた・腸」という意味です。

☆bowel
 名詞です。

「はらわた・腸」「中心部・深部」という意味です。

 「大腸」は「the large bowel」です。

「小腸」は「the small bowel」です。

「内臓」は 動物の体内にある器官の総称、「臓器」は体の内部の器官、「臓物」は 「はらわた」のことです。

「内臓」「臓器」「臓物」「臓腑・ぞうふ」「五臓六腑」「五臓」「腸・はらわた」は、類語です。

共通する意味は「動物の体の中にある諸器官の総称」です。

「内臓」は、「内臓の病気」のように、最も一般的に使われます。

「臓器」は、「臓器移植」のように、一つ一つの器官を取り上げた言い方です。

「臓物」は、特に鳥・獣・魚などに使います。

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