主導的は「中心となって導いていくこと」。
主導的な立場などの言い方をすることがあります。
たまに見聞きする言い方になるのではないかと思われます。
主体的は「自分の意志で行動すること」。
つまり、他人に強制されているわけではない、自分の考えで行動していると言えるようなシーンで使っていく言葉です。
主導的とは意味がやや違います。
「主導的」の意味
主導的とは、中心となって導いていくことです。
自分が中心となって、他者を導いていくといった意味であり、リーダー的な存在である場面で使っていく表現になります。
主導的という言い方はそこそこ有名でしょうし、知っている人はかなり多くいるのではないかと思われます。
主導的な立場という表現がそれなりに有名であると言えます。
「主体的」の意味
主体的とは、自分の意志で行動することです。
自分で考えたうえで行動すると言えるケースで使っていくので、そこはポイントでしょう。
他人から強制されて何かをするわけではないケースで使用する言葉になりますが、こういう状況はよくあるので、主体的と言える場面は日常的に多く存在しており、言葉の知名度も高いので、使いやすいと言えます。
「主導的」と「主体的」の用法や用例
「主導的な立場にあると、まさにリーダーとして行動していく必要性が生まれる。
そういう資質が備わっていない人にとっては、かなり難しい状況かもしれないな。」
「主体的に行動していくことは重要である。
誰かに強制されたうえで行動をしても、結果的に得られるものは少ないだろうから、そこは頭に入れておいてほしい部分だ。」
主導的と主体的はやや意味が異なっている
主導的と主体的に関しては意味は似ていると感じられる部分はあるものの、完全に同じではないです。
したがって、両者はそういう部分において差を感じることがしやすいです。
また、使用頻度においては主体的の方がやや高いと言える可能性があります。
こういう箇所に関しても、一応区別ができるため、覚えておいた方がいいでしょう。