終段は「演劇や映画における終わりの部分のこと」。
こういったシーンで使っていく表現になるので、使うことができるシーンはそれなりに多くあるでしょう。
終盤は「勝負ごとにおいて、終わりが近いと思われる状況のこと」。
勝負ごとにおいて使うことが多い言葉になりますが、そろそろ決着がつきそうだと言えるシーンで使います。
「終段」の意味
終段とは、演劇や映画における終わりの部分のことです。
ラストシーンに近いような状況で使う言葉であり、割と使いやすい表現になります。
しかし、終段という表現はそんなに有名ではありません。
知っている人はそんなに多くないと言えますし、知名度が低いという意味では、馴染みを感じづらい部分があると評価できるでしょう。
「終盤」の意味
終盤とは、勝負ごとにおいて、終わりが近いと思われる状況のことです。
もうすぐ試合などが終わる、決着がつくと言える場面で使う言葉になります。
終盤は勝負ごとにおいて使われることが多いですが、それ以外のケースでも使用できます。
したがって、演劇や映画においても使用されるケースがありますから、そこは知っておきましょう。
「終段」と「終盤」の用法や用例
「この映画もそろそろ終段という感じだろうか。
ストーリー的にはここから大きく動く様子はないし、いよいよクライマックスを迎えるという状況だと思うんだよね。」
「試合も終盤に差し掛かってきたが、今のところは同点だ。
したがって、最終的にどちらが勝つかは分からない状況と言える。
まだまだ目が離せない状況であると言えるんだ。」
終段と終盤は意味はそれなりに似ている
終段と終盤はそれなりに意味は近いと言えるでしょう。
両者は似たような意味となっているので、そういう部分では区別しづらいと評価できます。
でも、終盤は多くが知っている表現になるものの、終段は知名度は高くないので、知っている人は多くありません。
だから、両者はそういう部分において、差を見出すことができるでしょう。