かっぱぐは「床の水を掻き集めること」。
「掻き剥ぐ」と言い換えると分かりやすい。
カッパギは「床の水を掻き集める掃除道具のこと」。
「水切りワイパー」と言い換えると分かりやすい。
掃除道具の「カッパギ」と言う言葉は特別に奇妙に聞こえます。
しかし、語源や由来からは当然の様な言葉なのです。
また。
よく使う「カッ~」と言う接頭語は「掻く」が訛ったものと言われています。
「かっぱぐ」は「掻き剥ぐ=かきはぐ」の訛
「かっぱぐ」と言う言葉は関東北部の一部の方言で「ものを?き集める」と言う意味があります。
「かっ」と言う接頭語が付いているようですが、「掻く」と言う言葉が訛ったもののようです。
「かっぱぐ」と言う言葉があり、「床にこぼれた水分を?き集める」と言う意味に使われたのかも知れません。
麻雀で点棒を?き集める仕草も「かっぱぐ」と言うそうです。
「カッパギ」は水切りワイパーのこと
「カッパギ」と言う変な名前は掃除道具の一つで、長い柄のついたゴムワイパーと言う「水切りワイパー」のことを言います。
語源は「かっぱぐ」から来ているものと思われます。
ビルやマンションの床や廊下の掃除にはモップと同様に必要なものです。
こぼれた水などを「カッパギ」で集め、塵取りなどで回収しバケツに集めると言う作業になります。
「かっぱぐ」や「カッパギ」の由来
語源は元はと言えば方言の「かっぱぐ」にあるようですが、一節には競馬や麻雀、パチンコ・スロットなどのギャンブルで大当たりの金を?き集める仕草に由来しているそうです。
特に、昔の丁半博打で盆の上にある負けた賭け札を?き集めている柄のついた道具や仕草がイメージにあります。
金を「?き集める」動作は「かっぱぐ」に由来しているようで、興味深いものがあります。
「かっぱぐ」と「カッパギ」とは
「かっぱぐ」は北関東の方言で「掻き剥ぐ」が訛った言葉です。
「カッパギ」は掃除道具の一つでこぼれて水を集める「水切りワイパー」のことです。
関係があるように感じますが、また、ギャンブルの世界では大当たりのことを「かっぱぐ、かっぱぎ」などと言うようです。
勝った人が大金を「?き集める」と言うイメージからと思われます。