最遅は「時期や時刻が最も遅いこと」。
こういう言い方はそんなに有名ではないので、実際に使われるシーンはあまり多くないと言えると思われるのです。
最長は「最も長いこと」。
距離的な長さでも使うことができますが、時間的な長さでも使うことが可能なので、この場合には最遅の意味にそれなりに近いと言えるのではないかと思われます。
「最遅」の意味
最遅とは、時期や時刻が最も遅いことです。
割とそのままの意味と言えるのではないかと思われるので、意味は理解しやすい状況でしょう。
ただ、こういう言葉はあまり知られていないと思われます。
つまり、知名度はそんなに高くないため、どうしても頻繁には使用されづらいという言い方ができる可能性が高く、ここは知っておくべきです。
「最長」の意味
最長とは、最も長いことです。
時間的な長さで使うことができる言葉なので、そのときには最遅の意味にそれなりに近いと言えます。
でも、基本的には最長の方がメジャーな言い方であり、最遅はマイナーな言い方になるため、これが使われる機会は多くありません。
そこに関しても知っておいた方がいいのではないかと思われるのです。
「最遅」と「最長」の用法や用例
「今日は仕事が長くかかりそうだ。
ただ、最遅でも0時くらいまでには終わるとは思うが。
でも、それまでに何か食事をしておいた方がいいんじゃないかと思うんだよ。」
「今日はお互いにかなり点数が入っている状況であり、試合時間はかなり長くなっている。
9回でちゃんと終わっても、最長で4時間くらいはかかる可能性があるだろう。」
最遅と最長は同じような意味で使える
最遅と最長は同じような意味を持っています。
どちらも時間的な意味で長い、遅いといったケースで使うことができます。
したがって、両者はこういう部分で共通点があるのです。
ただ、一般的には最長の方が有名であり、最遅という言い方はあまり使用されません。
したがって、ここに関しては区別できるポイントになると言えます。