引接は「特定の人間を呼び入れて対面すること」。
自分のところに呼び寄せて、その人と会うという意味になります。
一般的には相手が立場的に下のケースで使います。
引見は「身分や地位の高い人間が、人を部屋などに引き入れて対面すること」。
引接とほぼ同じ意味です。
こちらも身分の高い人が低い人を引き入れるような場面で使うことになるのです。
「引接」の意味
引接とは、特定の人間を呼び入れて対面することです。
自分のところに呼び寄せるということで、相手がここまで来るという状況になります。
したがって、相手が自分よりも立場的に下であるシーンでよく使われる言葉になるのです。
でも、引接という表現はそこまで有名ではないので、頻繁に使われるような状況になる子とは考えづらいです。
「引見」の意味
引見とは、身分や地位の高い人間が、人を部屋などに引き入れて対面することです。
このような意味となっているので、引接との違いはほぼない状況です。
だから、基本的には意味について区別できる点はないと言えるでしょう。
引接と表現自体も似ていますから、かなり混同しやすい面があるということで、基本的にはどちらを使ってもいいと思われます。
「引接」と「引見」の用法や用例
「あいつは1度引接しておくべきと言えるだろう。
俺の考えを直接伝えておくべきだと思うのだ。
いずれは俺の右腕として働いてもらうことになるだろうから、今のうちに手懐けておきたいんだ。」
「ぜひ引見したい人物がいる。
そいつは私が見る限りではかなりのやり手になりうる存在だ。
したがって、今のうちに素性をよく知っておくのも手だろう。」
引接と引見は意味はほぼ変わらない
引接と引見は表現自体も似ていますけど、意味についても違いは見つからない状況です。
どちらも自分よりも身分が下の人間を自分のところに呼び寄せる、直接会うという意味になります。
こういう表現を使える立場の人はかなり限られますが、そういうシチュエーション自体は実際に存在していると評価できます。
念のために覚えておきましょう。
