雑草は「人間が管理しているような場所に生えている植物のこと」。
意図して植えたわけではなく、勝手に生えてきたという前提のものです。
野草は「人間が管理していない場所に生えている植物のこと」。
こちらも意図して植えたわけではなく、勝手に生えてきたという意味合いが強いです。
したがって、その辺の道に生えているようなものが該当するでしょう。
「雑草」の意味
雑草というのは、人間が管理している場所に生えている植物のことで、例えば自分の家の敷地内に勝手に草などが生えてきたら、それは雑草になります。
人間が管理している場所としていない場所の区別はちょっと難しいですが、定義としてはそういった人間が管理している場所に基本的に生えているのが雑草ということになるのです。
「野草」の意味
野草というのは、人間が管理していない場所に生えている植物のことになりますけど、人間が管理していない場所というのは至るところにあり、そういったところに生えているものは基本的に野草という扱いになります。
雑草は管理者が定期的に処分をすることもありますが、野草に関しては管理する人がいないので野放しということも多いのです。
「雑草」と「野草」の用法や用例
「雑草が家の庭に生えているから、これを取り除いた方が良いな、今のうちにやっておかないと、大変な規模になるかもしれないから。
まだマシなうちにやってしまおう。」
「この辺の道には野草が結構生えている。
中には食べられるものもあるかもしれない。
無意識にそういったものを踏んで私たちは歩いているが、食べ物を踏んでいるかもしれないということなのだ。」
雑草と野草は生えている場所の違い
雑草というのは、家などの人間が管理している範囲内に生えている植物のことなので、基本的には定期的に手入れをしていくので、野放しという状況にはならないでしょう。
しかし、野草は誰かが管理しているわけではない場所に生えてきますから、基本的には手入れがされておらず、ボーボーな状態になっていることもありえるのです。