公是は「世間一般として正しいと思われる事柄のこと」。
いろいろなものが当てはまっているので、多くのシーンで使うことができる表現になるでしょう。
是認は「行為や考え方などを認めること」。
問題ないと認める、評価するようなケースで使う言葉になります。
公是の意味に近い面はありますが、全く同じではないと言える状況です。
「公是」の意味
公是とは、世間一般として正しいと思われる事柄のことです。
世間一般では正しいと扱われているような部分に対して使っていく言葉になります。
世間一般の判断なので、特定の個人はそのように判断しないケースも十分に考えられると言えるでしょう。
言葉としてはそれなりに有名であり、多くが聞いたことがあると言える可能性が高いです。
「是認」の意味
是認とは、行為や考え方などを認めることです。
特定の行為や考え方を問題ないと認めるシーンで使いますから、それなりに使うことができる場面は多いのではないかと思われます。
公是の意味にやや似ているものの、完全に同じではないです。
また、公是と比べると、是認の方が多少なりとも知名度は高い状況ではないかと思われるのです。
「公是」と「是認」の用法や用例
「公是と言える事柄については、世間においては正しい、問題ないという見方をされる。
しかし、個人の考えでは必ずしもそう思えるとは限らないケースもあるだろう。」
「是認をすることで、特定の行為や考え方などについて、正しいと認める状態になる。
でも、ある人が是認をしたとしても、別の人が同じように認めるとは限らないわけだが。」
公是と是認は意味はやや似ている
公是と是認は完全に同じ意味ではないですけど、意味はそれなりに似ていると言えます。
こういう部分では差を見出しづらいので、そういった部分は知っておきましょう。
でも、知名度に関しては是認の方が高く、公是という言い方はそんなに使用されません。
だから、ここに関しては違いと言える箇所になるので、覚えておいてほしいです。