付録は「特定の品を買ったときについているおまけのこと」。
同様の品を買えば、基本的にはどれにも同じものがついていると言えます。
特典は「特別な品に関してつけるおまけのこと」。
全てについているわけではなく、一部の品のみについているというのが特徴であり、同じ品でもついているものとついていないものがあるのが特徴なのです。
「付録」の意味
付録というのは、何かしらの品を買ったときについてくるおまけのこと。
特定の品を買えば全てにそのおまけがついてくることになり、それはどれを買っても同じということになります。
したがって、その品を買えば自動的におまけもついてくることになり、多くの人がその品を買うことで付録を手に入れることができるということになります。
「特典」の意味
特典というのは、特定の品のうち特別なものにだけついているおまけのこと。
CDなどには初回限定版というものがあり、同一のタイトルのものでも、初回限定版と通常版といったものが存在することになります。
この初回限定版についているおまけが特典になるのです。
初回限定版も通常版も同一タイトルである以上同じ品になりますけど、初回限定版のような特別なものだけについているのが特典になるのです。
「付録」と「特典」の用法や用例
「今月号の雑誌にはとんでもなく豪華な付録がつくらしいな。
これはかなり欲しいし、売り切れになる前に買っておかないといけないな。」
「このCDは期間限定版というものがあり、一定期間内に販売されているものを買うと特典でDVDがつくらしい。
これはファンとしては見逃すわけにはいかないから、早めに買っておかないと。」
付録と特典はどちらもおまけであることに変わりはない
付録は何かを買ったときについてくるおまけのことで、同じものであればどれを買っても全く同じおまけがついてくることになります。
特典というのもおまけですが、同じ品でもバージョンが違うものであれば、特典の有無が変わってくることになり、特別なバージョンに関してのみ特典がつくという状況になるので、そこが付録と特典の違いになるのです。