believeは「人が言っている内容をウソではないと信じること」。
話す内容などの一部分に関して信じることという意味があります。
trustは「その人自身を信じること」。
つまり、その人自身を信じるので、trustというのはその人の言動とかも含めてすべてを信じることになりますから、より信じる範囲が広いということになるのです。
「believe」の意味
believeというのは、その人の言っていることを信じるという意味です。
つまり、ウソは言っていないだろうというときにbelieveという言葉を使うので、あくまでも今回は信じるが、別の場面で同じように信じるとは限らないという意味も含みます。
したがって、そこまで広い範囲で信じている気持ちが存在しているわけではないと言えます。
「trust」の意味
trustというのは、その人自身を信じることになりますから、かなり信じている範囲が広いということになります。
その人自身を信じれば、その人の言うことは全て信じるので、場合によって信じたり、信じなかったりということが起きるという状況にはなりません。
したがって、全幅の信頼をしているようなときに使う言葉と言えるのです。
「believe」と「trust」の用法や用例
「あの人の言っていることはウソではないだろう。
話を聞く限りでは、本当のことを言っているに違いないと思ったときには英語ではbelieveを使うべきだ。」
「親友のような存在、全てを信じられるような存在がいたときには、その人に対する信頼を英語で表現するにはtrustを使うのがベストということになっているから、覚えておこう。」
believeとtrustは信用の範囲の違い
believeという言葉は、言っている内容など一部分に関して信じられるときに使うのですが、trustに関してはその人自身など、より対象が大きくなります。
したがって、より信頼の程度が大きいと言えるときに使うのです。
believeは相対的に信じられる範囲が狭い、程度が小さいというときに使うので、そこを注意しておくようにしましょう。