一目散は「他のことは一切考えずに、特定の行為に集中すること」。

たいていは走るようなシーンで使うことが多いです。

一目散に逃げるなどの表現が特に有名です。

脇目も振らずは「特定の物事以外に何もしないこと、それだけに集中すること」。

意味は一目散と同じですが、脇目も振らずはいろいろな場面で使いやすい言葉と言えます。

「一目散」の意味

一目散とは、他のことは一切考えずに、特定の行為に集中することです。

特定のことだけをやり続ける、それだけに時間を費やすという意味で使っていきます。

でも、実際は逃げるシーンで使用する傾向にあり、とにかく逃げることに必死と言える場面での使用が顕著ですから、そこに関して知っておくといいのではないかと思われます。

「脇目も振らず」の意味

脇目も振らずとは、特定の物事以外に何もしないこと、それだけに集中することです。

特定の物事だけやっている、それ以外には一切時間を割かないといった意味になります。

かなり集中しているときには、こういった状況になっていることが多いと言えるでしょう。

日常生活において、それなりに使うことがしやすい表現になると思われるのです。

「一目散」と「脇目も振らず」の用法や用例

「外を歩いていたら急に大雨が降ってきて、傘を持ってなかったから、一目散に自宅まで走って帰ったよ。

それでもかなり濡れてしまったけどね。」

「受験生のときには脇目も振らず勉強だけをしていたな。

友達と遊ぶ時間もほとんどなく、目標に向かってとにかく頑張っていた。

あの頃の集中力は本当にすごかったと言えるだろう。」

一目散と脇目も振らずは同じような意味

一目散と脇目も振らずは意味はかなり似ています。

どちらも特定の物事だけに集中していると言える場面で使っていく表現になります。

したがって、そこはまず知っておきましょう。

でも、一目散に関しては使用する場面はかなり具体的で、逃げたり、走ったりするシーンが代表的です。

だから、そこも覚えておいた方がいいと言えます。

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