力戦は「力の限り戦うこと」。
つまり全力を出して、一生懸命に戦うという意味になるのです。
力が残っている限り戦い続けると言えます。
奮戦は「力を奮って戦うこと」。
戦いをするときには、力を奮うのは当たり前と言える面もあるものの、その部分を強調した言葉と言えるのです。
そこがポイントになるので、覚えておきましょう。
「力戦」の意味
力戦とは、力の限り戦うことです。
全力を出したうえで、必死に戦うという意味ですが、力がある限りなので、最後まで諦めないで戦い続けるという意味も込められているでしょう。
力戦という言葉はそんなにメジャーではありません。
全く使用されないというわけではないものの、頻繁に見聞きするようなものでもないので、そこは大きなポイントになるでしょう。
「奮戦」の意味
奮戦とは、力を奮って戦うことです。
力を奮って戦うということは、それなりに重要な戦いであると言える可能性があります。
相手が非常に強力であるとか、そういう部分が存在しているケースで使っていく言葉になります。
奮戦という言い方はあまり有名ではないものの、たまに使われる可能性があるので、知っておくといいでしょう。
「力戦」と「奮戦」の用法や用例
「今回の試合は非常に厳しい。
ただ、力戦になると思っていたから、こういう状況は想定内と言えるが。
とにかく、最後まで力の限り戦っていく気持ちで頑張ろう。」
「今日に関しては奮戦と言えるような状況であり、それなりに力を奮わないと勝てそうにない。
だからこそ、気持ちで負けないように、そこをまず意識していきたいんだ。」
力戦と奮戦は意味がかなり似ている
力戦と奮戦については、意味は相当似ていると言えると思われます。
力戦は力がある限り戦うという意味ですけど、奮戦は力を奮って戦うという意味になります。
両者は全く同じ意味という言い方はできませんが、それなりに似ている面もあると言えるでしょう。
したがって、そこまで大きな違いがある言葉ではないと評価できるのです。
