「寝たふり」と「空寝」の違い・意味と使い方・由来や例文

寝たふりは「実際には寝ていないのに、寝ている状況に見せること」。

特定の人を騙す目的で行われる行為であり、多くの人たちがやったことがある行為だと思われるのです。

空寝は「実際には寝ていないのに、寝ている状況に見せること」。

意味は寝たふりと特に変わりません。

でも、寝たふりと比べると有名とは言い難い言葉になるのです。

「寝たふり」の意味

寝たふりとは、実際には寝ていないのに、寝ている状況に見せることです。

寝ている状況を装う必要があるときに使います。

誰かを油断させる必要性が考えられるようなシーンでは顕著と言えるでしょう。

目的はともかく、寝たふりをしたことがある人はそれなりに多くいると言え、誰にとっても馴染みを感じられる行為になるはずです。

空寝とは、実際には寝ていないのに、寝ている状況に見せることです。

状況としては寝たふりと同じなので、意味において区別できる余地はほぼないでしょう。

でも、空寝という言い方は一般的にはそんなに使われません。

知名度が高くないので、この言葉を知っている人がそもそも多くないのです。

だから、馴染みは感じづらい表現と言えます。

「寝たふりおしていても、意外とバレないものだね。

今まで何度もやってきたから、その過去の経験がかなり生きているのかもしれない。

寝たふりのスキルが上がってきたということだな。」

「空寝をしていると、周りの人たちの話が自然と耳に入ってくる。

彼らも俺が完全に寝ていると思っているから、遠慮なしに話をしているのだろうな。」

寝たふりと空寝に関してはほぼ同じ意味と言えます。

どちらも寝ていないのに、寝ている振りをしているという意味で使う言葉になるのです。

だから、意味としては区別することはできず、同じようなシーンで使っていくことになるでしょう。

でも、空寝という表現はそんなに有名ではないので、そこは知っておくといいのではないかと思われます。