嗅ぎつけるは「臭いをヒントにして、何かを探して当てること」。

実際はこういう意味ですけど、臭いをヒントにしないで何かを探し当てる場面でも使われることがあります。

嗅ぎ当てるは「臭いをヒントにして、何かを探して当てること」。

意味は嗅ぎつけると大して変わりません。

でも、こちらは臭いをヒントにしないで何かを探し当てるときにはあまり使いません。

「嗅ぎつける」の意味

嗅ぎつけるとは、臭いをヒントにして、何かを探して当てることです。

臭いのもとをたどるような形で、特定のものがどこかにあるかを探していきます。

人間がやることもありますが、犬などの動物がやるケースもあるのです。

ただ、臭いなどに関係なく、どこからか噂などを聞きつけて、それをもとに探すケースでも嗅ぎつけるという言葉を使うことがあります。

「嗅ぎ当てる」の意味

嗅ぎ当てるとは、臭いをヒントにして、何かを探して当てることです。

こういった意味なので、嗅ぎつけるとの差はほぼないと言えると思われます。

しかし、嗅ぎ当てるの場合には、臭いを確実にヒントにしていくので、そういったものを使わないで探し当てることはほぼないでしょう。

人間のみならず、犬などの動物に対しても使えます。

「嗅ぎつける」と「嗅ぎ当てる」の用法や用例

「どこから嗅ぎつけたのか分からないけど、あいつは俺が宝くじに当たったことを知っていたみたいだ。

だから、俺に対して集ってきたのだろう。

本当に抜け目のない奴だと思うよ。」

「警察犬は本当にすごいよな。

人間には分からないような臭いをもとに、特定の存在の場所を嗅ぎ当てるわけだから。

犬にとっては普通のことなのかもしれないけど。」

嗅ぎつけると嗅ぎ当てるは微妙な違いがある

嗅ぎつけると嗅ぎ当てるに関しては意味はかなり似ています。

どちらも臭いをもとにして、何かを見つけたりするという意味で使っていきます。

でも、嗅ぎつけるに関しては、臭いが存在しなくても使える場合があります。

どこかで話を聞いていたなど、別の要素をヒントにするケースもあるので、そこは一応の違いになると言えるのです。

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