強健は「身体が丈夫で、病気にかかりにくいこと」。

病気にならないような頑丈で、丈夫な身体という意味です。

スポーツをやっている人に特有と言えるかもしれません。

屈強は「きわめて力が強いこと、そういう風に見える体格のこと」。

力が強いという身体的な特徴を表す言葉です。

身体が丈夫とは違うので、強健とは意味は異なっていると言えます。

「強健」の意味

強健とは、身体が丈夫で、病気にかかりにくいことです。

身体が丈夫であれば、同時に病気にかかりにくいと言えるはずなので、これは納得しやすい言葉でしょう。

そういう体質の人は実際にいるため、日常生活において強健という表現を使用できるチャンスはそれなりに多くあるでしょう。

でも、言葉としてはそんなに有名ではありませんが。

「屈強」の意味

屈強とは、きわめて力が強いこと、そういう風に見える体格のことです。

力が強い、強そうに見える体格ということで、強健とはちょっと違います。

でも、屈強な人の場合には身体が丈夫そうな印象にはなるでしょう。

だから、何となく似たような雰囲気に見える面はあるはずです。

でも、病気にかからなそうとか、そういう意味は特にありません。

「強健」と「屈強」の用法や用例

「俺は昔からな強健な身体で、丈夫なところが唯一の取柄だったと言える。

病気なんかほとんどしたことがないし、学校を休んだ記憶もほぼないと言えるんじゃないかな。」

「あの人は見るからに屈強な体格をしているよね。

筋肉がすごい盛り上がっている状態で、日々トレーニングをしているんじゃないかな。

俺もああいう身体に憧れるよ。」

強健と屈強はなんとなく似ている部分はある

強健と屈強に関しては、どちらも身体の見た目に関して示す言葉ですけど、雰囲気としてはやや似ている面があるでしょう。

なんとなく丈夫そうな、強そうなそういうイメージを抱きやすいケースで両者ともに使っていくことになるのです。

ただ、意味は全く同じではないので、細かい部分の違いを認識しておいた方がいいとは思われます。

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