あからさまは「わざとハッキリした嫌みを行うこと。」
「意図的」と言い換えると分かりやすい。
しらじらしいは「嘘を本当のことのように話すこと、それが相手に分かること」。
「バレバレ」と言い換えると分かりやすい。
「あからさま」は「ハッキリ」という意味ですが、嫌みや皮肉、批判がましいことなどを面と向かって言うことです。
「しらじらしい」は相手にバレバレの嘘を本当のように言うことです。
「あからさま」はハッキリのこと
「あからさま」は相手にハッキリわかるように嫌みや皮肉、批判的なことを言うことです。
普通は言えないことも、行ってしまうという攻撃的な行為になります。
「喧嘩を売られた」と誤解されることもあります。
赤の他人の迷惑行為があっても、見て見ぬふりをするのが良いのですが、「あからさま」に注意などしたら、暴力沙汰になりかねません。
「しらじらしい」はバレバレのこと
「しらじらしい」は嘘と分かるようなことを平気で話すことです。
相手にはバレバレの状態なのですが、あえて嘘のことを言うことです。
立場というものがあり、嘘と知りつつ嘘をつくことは良くあることです。
本気になりむきになるようでは救われません。
その人の置かれている立場を考慮しても嘘は嘘なので、救いがたい嘘つきとなります。
「あからさま」はハッキリ、「しらじらしい」は嘘つき
「あからさま」は言うことが憚られる内容でも、ハッキリと言ってしまうことです。
「しらじらしい」は相手に分かる嘘をつくことです。
どちらも話を聞く相手の感情は良くありません。
「あからさま」ではカチンと感じるですが、「しらじらしい」は呆れて怒りたくなります。
話している人に注意をすることは禁物です。
また、嘘と分かっていても咎めることは禁物なのです。
「あからさま」と「しらじらしい」とは
「あからさま」は言いにくいことや嫌みや皮肉、批判、注意などを面と向かって言うことです。
された方は気分を著しく害し、場合によっては喧嘩になってしまいます。
「しらじらしい」はバレバレの嘘を真面目に話すことです。
その人の置かれている立場があるにしても、嘘をつかれていることは不愉快極まりありません。
まして、本気で言うことは救いがたいと言えます。