含蓄は「味わいのある事柄や言葉のこと」。
「味わい深い」と言い換えると分かりやすい。
味わいは「奥深い意味がある事柄や言葉のこと」。
「奥深い」と言い換えると分かりやすい。
「含蓄」は「内容のある事柄や言葉のことを言います。
「含蓄がある」と使います。
「味わい」はためになる意味を含む事柄や言葉のことで、奥深い意味があることです。
「含蓄」は奥深い意味
「含蓄」は意味が深いことです。
表面的な言葉面では分からないような意味が隠されていること、役に立つ事柄があることなどになります。
言葉とは聞いてすぐ理解ができるものと聞いても分からないもの、説明をされてもまだ分からないものなどがあります。
「含蓄」は「難しい言葉」に多くの意味が含まれることを言います。
「哲学用語は含蓄のある言葉だ」と使います。
「味わい」は意味に深みのあること
「味わい」は例えば「ことわざ・格言・名言・一言・座右の銘」などに含まれる「ためになる内容」のことです。
「ためになる内容」を味わうことでそれらの言葉の持つ意味が理解できるのです。
例えば「早起きは三文の徳」と言うことわざは聞いただけでは何のことやら分かりませんが、「早く起きれば良いことがある」と言う意味ならば理解できます。
「含蓄」があることは「味わい」があること
「含蓄」は「味わい」が事柄や言葉に含まれていることです。
「含」は「ふくむこと」、「畜」は「たくわえる」ことですから、「含蓄」は「意味深い内容を含むこと」になります。
「意味深いこと」は「ためになる内容を含んでいること」になり、「ことわざや格言、偉人の名言」などになるのです。
これらの言葉の裏には必ず人生訓の様なものが隠れています。
「含蓄」と「味わい」とは
「含蓄」は事柄や言葉の中に人生訓とも言えるためになる内容を含んでいることを言います。
「この格言には何とも含蓄がある」「含蓄とは味わいのことである」「味わいとはためになる人生訓のこと」「ことわざや格言などは含蓄がある」「偉人の残した言葉は味わい深いものだ」などと使い、「味わい」は心に染みる内容のことです。