「美酒佳肴」と「珍味佳肴」の違い・意味と使い方・由来や例文

美酒佳肴は「美味しいお酒と肴のこと」。

ただ、全部まとめて美味しいごちそうといった意味で使われることもあるので、そこは知っておきましょう。

珍味佳肴は「珍しくて美味しい食べ物や肴のこと」。

珍しいという部分が重要であり、その点において美酒佳肴とは意味が異なっていると言えるでしょう。

また、お酒に対しては使わないという部分も重要です。

「美酒佳肴」の意味

美酒佳肴とは、美味しいお酒と肴のことです。

単純に美味しいお酒と肴があれば、美酒佳肴と表現できるので、そんなに珍しい光景ではないでしょう。

居酒屋などに行けば、こういったものは普通に見ることができると思われます。

美酒佳肴については普通にいろいろな人たちが味わっているものでしょう。

お酒を飲みながら、つまみを食べている人にとっては当たり前の状況ですし。

珍味佳肴とは、珍しくて美味しい食べ物や肴のことです。

こちらは珍しい食べ物と肴なので、美酒佳肴とはやや意味が違っています。

でも、肴が含まれている点は共通していると言えます。

珍しい必要があるため、美酒佳肴と比べると使用できるケースは少ないと言えるはずです。

そういった部分も頭に入れておく必要があると評価できます。

「美酒佳肴はやっぱり最高だな。

仕事で疲れた体を癒してくれるのは、やっぱり酒と肴だよ。

俺にとってはこれ以上ない最高のご褒美といった感じなんだよな。」

「珍味佳肴は滅多に食べられない食べ物や肴を表している。

こういったものを食べるチャンスは実際あまりないが、たまにはそういうものに遭遇したくなってくる。

食べなれているものは飽きてくるんだよな。」

美酒佳肴と珍味佳肴に関しては、表現としては割と似ています。

また、どちらも肴が含まれている状況です。

でも、美酒佳肴は美味しいお酒が入っており、珍味佳肴は珍しい食べ物が入っているので、それぞれは該当するものに違いがある状況です。

そういった部分で見分けることができるので、ここはぜひ覚えておくようにしましょう。