ややこしいは「状況が複雑で混み入っていること」。
複雑で対応するのに手間がいる状況で使っていきます。
多くの人たちにとって、ややこしい状況には遭遇したくないでしょう。
まどろこしいは「労力が多くかかる面倒な状況のこと」。
ややこしいに意味は近いです。
ただ、ややこしいよりは使用頻度はやや落ちる状況です。
まどろこしいは、まどろっこしいという言い方をする場合もあるので、そこは注意と言えます。
「ややこしい」の意味
ややこしいとは、状況が複雑で混み入っていることです。
対応するのが面倒に感じられるような状況を指しており、多くの人たちにとっては非常に悩ましい光景に感じられるときに使っていきます。
ややこしいという言葉は幅広くいろいろな状況で使うことが可能であるため、日常生活においては頻繁に見聞きしている可能性が高いです。
「まどろこしい」の意味
まどろこしいとは、労力が多くかかる面倒な状況のことです。
面倒であるという状況から、ややこしいと意味はかなり似ている状況と言えます。
しかし、まどろこしいに関しては、ややこしいほど頻繁には使いません。
全く見聞きしないことはないものの、多少なりともマイナーな言葉であるため、使用頻度には差があります。
また、まどろっこしいという言い方になる場合もあるので、注意が必要です。
「ややこしい」と「まどろこしい」の用法や用例
「この問題を解くためには、手順を多く踏まないといけない。
恐らく解けるとは思うが、かなり時間がかかるし、多くの人にはややこしいと感じられる問題だと思うんだよね。」
「今回の仕事は非常にまどろこしい側面を持っているな。
かなり労力を必要とするものだから、相当大変に感じられそうなんだよ。
やる前から気が滅入る状況と言える。」
ややこしいとまどろこしいはともに面倒な状況を表している
ややこしいとまどろこしいに関しては、どちらも面倒であり、対処するのが大変だと言える状況に対して使っていく言葉です。
したがって、一見すると区別がしづらい状況に思えるでしょう。
実際、そこまで意味の違いはありませんが、ややこしいの方が多少メジャーであるため、使用頻度の面において差がある状況と評価できるはずです。
