あやふやは「物事がはっきりしない状況のこと」。
たいていは人の話に対して使われることが多いです。
なんとなくは伝わるものの、肝心な部分が不明だったり、全体的に分からない部分が多かったりする話に対して使われます。
おぼろげは「記憶などが不確かである状況のこと」。
たいていは記憶に使っていく言葉であり、覚えてはいるけど、はっきりと覚えているわけではないという意味で使用していきます。
「あやふや」の意味
あやふやとは、物事がはっきりしない状況のことです。
たいていは人がする話に対して使用する言葉であり、特定の話が全体的にぼんやりしている、細かいところが不確かであるなどの意味で使っていきます。
したがって、信用できない話という結論が出されることもしばしばあります。
あやふやという表現はたびたび耳にするものなので、1度も聞いたことがないという人の方が少ないでしょう。
「おぼろげ」の意味
おぼろげとは、記憶などが不確かである状況のことです。
基本的には記憶に対して使っていく言葉であり、記憶が曖昧でよく覚えていない、肝心なところを忘れているといった意味で使っていきます。
記憶などが曖昧であれば、そこからくる話も不確かなものになりやすいので、あやふやと似たような意味を持っていると評価できます。
「あやふや」と「おぼろげ」の用法や用例
「容疑者の供述があやふやな感じだと、何かを隠しているんじゃないかと勘繰ってしまうけど、実際自分が警察に疑われたら、同様しまくってそういう供述になるかもしれないな。」
「昨晩に見た夢の内容があまり思い出せないんだよな。
夢を見たのは確実なんだが、おぼろげな感じで、詳しくは思い出すことができない。
なんだか気持ち悪い感覚だ。」
あやふやとおぼろげは意味はあまり変わらない
あやふやとおぼろげはどちらも不確かな部分がある、曖昧な感じであるという意味で使っていきます。
あやふやは話に足して、おぼろげは記憶に対して使っていくものの、両者はリンクする部分もあるので、そこまで大きな違いとは言えないでしょう。
あやふやとおぼろげは使用する場面は微妙に違いますが、結局同じようなことを言っていると評価できます。